米国製 CARVIN 112 NOMAD 50W

真空管に12AX7×5／EL84×4を搭載した、クリーミーでスムースな中域が特徴的な2チャンネル仕様のコンボアンプです。 50Wの出力がありますが、大きさはそれほど大きくなく持ち運びも容易です。 CARVINはスティーブ・ヴァイ等の一流ギタリストのアンプを製造していたアメリカの音響メーカーですが、残念ながら2017年に70年以上に渡る歴史に幕を下ろしました。よってもう二度と手に入りません。 かつMade in The USA、アメリカ製は円高、インフレが進んだため、今後同じようなものがアメリカで製造されたとしても普通に購入できる時代は終わったと思います。 個人的な印象になりますが、CARVINはアメリカ、カリフォルニア州のメーカーのため、同じ州のメーカーであるMatchlessやBadcatに音も作りも似ているように感じます。やはり同じ州なので少なからず影響があったのではないかと考えます。 真空管特有のレスポンスの良いプリプリ感が存分に出ており、とてもリッチで甘い音が出ます。 FenderのBlues Juniorはある程度大きな音を出さないと良い音になりませんが、このアンプは極小さな音量でも真空管アンプの素晴らしい音質を楽しめます。音質についてもBlues Juniorより断然上質だと思います。(そもそもW数が違うので当たり前かもしれませんが。) プリ菅12AX7×5は全てGROOVE TUBES パワー管EL84×4は全てMESA BOOGIE の新品に交換してありますので、当面は快適にお使いいただけるかと思います。 リバーブタンクは個人的には間違いなく最強と思うAccutronics USA製です。 そこらのリバーブとは全く異なる次元の奥行きや広がりのあるリバーブを体感できます。 YouTubeで検索するといくつか出てきますが、以下動画のの7:30くらいからが、このアンプ直の音を聞くことができます。 https://youtu.be/Y9Adkv_eo-8?si=g1a-09QP2JdnJrYc ■2チャンネル仕様 ■デジタル・スプリングリバーブ搭載 ■真空管：12AX7×5、EL84×4 ■寸法：49.5W×45H×26Dcm ■重量：18.5kg 状態は良好と思いますが、新品とのご理解のうえご購入をお願いします。